製品の品質が高い[国内生産のメリット]


世界の中でも日本の品質管理のクオリティの高さは誰もが認めるとろこだと思います。これはパソコンの生産でも同じことが言えるため、海外生産のパソコンと比較した場合、製品の品質が高くなるのは当然の帰結だといえます。

とはいっても、各メーカーとも「日本で生産しているのだから、、、、」という点だけに依存するのではなく、パーツの買い付け先、パーツの動作チェックから始まり、組み立て工程中のチェック、そして完成品の動作チェックなど様々なポイントで品質管理を行なっています。

また各メーカーの製造工程を確認していて感じるのはどのメーカーでも手作業の工程が多く入っている点があります。パソコンはパーツを組み合わせれば完成すると思われがちですが、精密機械同士を組み合わせるため、微妙な力の入れ具合で品質に大きく影響を与えてしまうため、手作業の工程は外せないそうです。

以前見学をさせてもらった、日本HPの昭島工場でも「機械的な動作チェック」以外のほとんどの場面を手作業で生産していました。

参考:日本HP 昭島工場に潜入してきました(ジャンクワードの森)

海外生産を悪く言うつもりはまったくありませんが、海外ではどんなに日本の品質管理のノウハウを持って行っても現地の習慣と合わない部分もあって、100%の対応は難しいのは事実だと思います。やはり日本の品質管理のノウハウを100%活かすためには日本国内の工場で生産するのが一番なんでしょうね。

製品単体の品質が高いことは製造工程を見ていてもわかりますが、それに加えて各メーカーが意外と気にしているのが「輸送時の品質管理」です。これは単に宅配便のクオリティだけではなく、製品のパッケージから始まって輸送中の「振動」に対する対策まで行なっているところがほとんどです。

実は国内生産の大きなメリットの一つがこの「輸送」で、海外からだとどうしても移動時間が長くなってしまうため、その分の「リスク」も大きくなってしまいますが、国内であれば最小限に留めることが可能です。

これも日本HPさんで伺った話ですが、工場内でのチェックが完璧でも輸送の振動等で不具合がでることが以前は多くあったそうです。

作って終わりではなくて、実際にお客様の手元に届くまで考えているのが「国内生産」にこだわるメーカーの共通認識だといえます。